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帯状疱疹について

[2020.01.29]

本日は帯状疱疹について説明します。

【🌺帯状疱疹の特徴】
身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛み、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウィルスの一種、水痘・帯状疱疹ウィルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある方なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

【🌺原因はあるの?】
はじめて水痘・帯状疱疹ウィルスに感染した時には、水ぼうそうとして発症します。原因はその過去にかかった水ぼうそうのウィルスです。健康な時には体内に潜んでいるウィルスが、加齢や過労・ストレスなどによって免疫力が低下すると再び活動し発症します。帯状疱疹は、50~70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金となり、若い方に発症することも珍しくありません。

【🌺帯状疱疹の症状って?】
神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれ、その後、水ぶくれができます。皮膚と神経の両方でウィルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく、強い痛みが生じることがあります。
通常は、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後もピリピリするような痛みが続くことがあります。
これを帯状疱疹後神経痛と言います。

【🌺治療について】
治療は抗ヘルペス薬を中心に行われます。抗ヘルペス薬は、発病早期に服用を開始するほど治療効果が期待できます。帯状疱疹は適切な治療を行うことで、症状を軽くし、合併症や後遺症である帯状疱疹後神経痛のリスクを減らすことができます。何か症状を自覚した時には、早めに受診するようにしましょう。

🌺帯状疱疹ワクチン】
帯状疱疹ワクチンがあるのをご存知ですか?帯状疱疹の発症率は50代から高くなり、帯状疱疹患者さまの約7割が50歳以上です。
50歳以上の患者さまは、帯状疱疹を予防するワクチンがあります!予防接種を行うことで、帯状疱疹にかかるリスクを抑えるとともに、万が一発症した場合、症状や帯状疱疹後神経痛を軽減させる効果があります。当院でも自費治療の予防接種として帯状疱疹ワクチンをお受けいただくことが可能です。
少しでも興味がある方は、お気軽にスタッフに相談して下さいね🎵

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