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乾燥性皮膚炎について

[2021.02.15]

寒さが厳しくなり、空気も乾燥するこの時期☃

本日は、皮膚が乾燥しかゆくなる乾燥性皮膚炎についてご紹介します💁✨

【🌸乾燥性皮膚炎とは❓】

皮膚の水分量が低下することで皮膚が乾燥し過敏な状態になりかゆみが生じ、掻くことで湿疹が生じることを乾燥性皮膚炎と言います。

中高年・高齢者は特に皮脂の分泌量が少なくなる為乾燥しカサカサの肌になりやすく、季節性・暖房の使用による空気の乾燥、入浴の際のお湯の温度やナイロンたわしの使用などにより皮膚の水分量が少なくなってしまうことが原因となります😣

冬の乾燥した時期に悪くなりやすく、足のすねや背中に多く見られ粉をふいたような状態になります😖

かゆみがあるため掻いてしまうと湿疹になってしまいます😱

【🌸乾燥性皮膚炎の治療法は❓】

かゆみがなく乾燥が強いところに対しては保湿剤を使用し、かゆみがあり皮膚炎・湿疹になっているところに関してはステロイドの塗り薬が必要になります。

また、かゆみが強く掻いてしまう時には抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬💊を併用します。

【🌸乾燥性皮膚炎にならない為には❓】

乾燥性皮膚炎の原因は「皮膚の乾燥」です。

乾燥しないためには「日ごろからの乾燥対策」が必要です😃

≪日ごろからできる乾燥対策≫

①保湿を習慣化する

乾燥性皮膚炎になってから毎日頻回に保湿剤を塗るのは大変です。

乾燥してしまう前に保湿することを習慣化していきましょう💁

朝起きて着替える前やお風呂あがりなど全身に保湿剤に塗るタイミングを決め、乾燥が気になる部分はこまめに保湿しましょう。

また空気が乾燥する冬や紫外線が多い夏は特に皮膚が乾燥します。

乾燥の季節が来る前から保湿する習慣をつけておくとよいでしょう😃

②空気の乾燥対策

空気が乾燥すると皮膚の水分量が奪われてしまうので、空気の乾燥への対策も必要です。

加湿器を使用して適度な湿度を保ちましょう😃

(冬は室温18℃~22℃、湿度は55%~65%が快適です)

③お風呂での乾燥対策

熱いお湯の使用や長湯は皮膚の乾燥の原因となります🙅

熱いお湯を使用すると皮脂が必要以上に奪われ、長湯をするとさらに保湿成分も奪われてしまいます。

38℃~40℃くらいのぬるま湯を使用し、お湯につかるのも10分以内にするとよいでしょう💁

また、ナイロンタオルや硬いボディタオルでゴシゴシ擦ると皮膚のバリア機能が壊れ、乾燥する原因となります🙅

そのため、ナイロンタオルや硬いボディタオルは使用せず、刺激の少ない石鹸やボディソープをしっかり泡立て、手や適度な硬さのボディタオルで優しく洗いましょう💁

④そのほかで気を付けること

肌着などは刺激の少ない綿素材のものを選びましょう😃

アルコール🍺や香辛料🌶は摂取するとかゆみが増しやすいので、皮膚の乾燥が強いときや湿疹・皮膚炎がある時はなるべく控えましょう😃

乾燥が強くなる前に治療を開始することで症状が悪化しにくくなります☺

乾燥が気になる、かゆみがある方はお早めにご来院ください🌸✨

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