陥入爪

陥入爪とは
爪の角が周囲の皮膚に刺さって炎症を起こした状態をいい、そのまま放置すると患部に肉芽組織が生じることもあります。巻き爪は爪の両脇が湾曲する程度で化膿することは殆どありませんが、陥入爪の場合は患部が赤く腫れて化膿したり、歩行時に強い痛みを伴うなど、日常生活に支障をきたすケースもあります。

主な原因
深爪や合わない靴を履き続けることによる圧迫が殆どです。先の細い靴やハイヒールを好む場合、こうした靴を履きやすいよう爪の角を落としてしまうことで深爪にもなり易く、また切り残しが棘のようになって患部に刺さってしまう現象も起こります。

治療の種類
患部の状態により数種類の治療法があります。健康保険が適応できる治療法とできない治療法がありますが、保険医療機関では双方を組み合わせた治療が禁止されている為、担当医が患部をよく拝見して該当する治療法を説明し、ご納得いただいたうえで実際の治療を開始します。どの治療法も数週~数ヶ月の通院が必要ですが、根気よく通院して痛みを軽減していきましょう。

口唇ヘルペスご相談ください

口唇ヘルペスとは

くちびるやその周りに水ぶくれや発疹が出て、ピリピリ・チクチクするような違和感やかゆみを伴う疾患で、単純ヘルペス感染症の一種です。
普段は潜伏しているウイルスが免疫によって抑えられ活動できないため症状は出ませんが、 発熱・疲労・ストレス・強い紫外線などの刺激により免疫が低下するとウイルスが始動し症状として現れてきます。
口唇ヘルペスの治療

治療には、ウイルスの増殖を抑える“抗ヘルペスウイルス薬”の飲み薬や塗り薬を使います。
このお薬は、ウイルスが増殖しているときに効果を発揮しますので、症状が出たら、できるだけ早く使い始めることが重要です。
お薬を使用することで、症状を軽減し、治療までの期間を短くすることができます。
症状が出ている時の注意点

・「水ぶくれ」や「かさぶた」には、なるべく触れないようにしましょう。
・人にうつさないように、水ぶくれに触れたら、石けんを使って手をきれいに洗いましょう。
・また、タオルやコップは共用しないようにしましょう。

口唇ヘルペスで来院される方が増えてきています。

「風邪をひいたあとから」、「年度末で忙しく疲れがたまって」、「環境変化のストレスがあって」など、誘因は様々ですが、ここ最近、口唇ヘルペスで来院される方が増えてきています。
気になる症状が出たら、できるだけ早めに受診しましょう!

疣贅(ウイルス性いぼ)

疣贅とは
疣贅(いぼ)は、100種類以上あるヒトパピローマウイルスへの感染によって生じるものでウイルスの型別に症状が、異なりますがいずれの治療にももっとも効果的で確実な液体窒素療法が保険適用とされています。

液体窒素療法とは
-196℃の液体窒素を患部に合わせた大きさの綿棒に取って患部に当てる治療です。液体窒素で患部を瞬間的に凍らせることでウイルスに感染している細胞を破壊し、同時に患部周辺に炎症を起こすことで免疫細胞を活性化させ、ウイルスを排除する効果(抗ウイルス効果)があります。痛みの強さ・感じ方には個人差がありますが、一般的に治療時には冷たい氷を押し当てた時のような痛みを伴うと言われています。

治療のペース
患部の様子を見ながら1~2週間に1度のペースで行います。間隔が空くと患部にウイルスが増殖して治療効果が薄れてしまう場合がありますので、定期的な通院をお勧めします。

治療後の注意点
・患部に水疱(水ぶくれ)ができ痛みを伴うことがありますが、殆どは一両日中に治まります。小さいものであればじきに吸収される為そのまま放置していただいても大丈夫ですが、大きいものは中の液体を取り出すと治りが良くなりますので、早めにご来院ください。

・いぼはウイルス性の為、自己処理しようと削ったり、気になって触ったりしていると、数が増えたり、症状が悪化する恐れがあります。また治療後の患部に細菌が入ると化膿してしまう為、できるだけ触らず、石鹸で洗うなどして清潔な状態を保つよう心掛けてください。

完治までの期間
出来た部位や治療の進み具合(痛みの感じ方が激しく液体窒素を当てる時間・回数が少ない、患部を触って悪化させてしまった等)による個人差が大きく、一概に言うことができません。中には半年以上かかる場合もありますが、根気よく通院してください。

水虫(白癬)

水虫とは?

水虫は白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる皮膚感染症です。白癬には足にできる足白癬、爪にできる爪白癬、その他頭部(シラクモ)、股部(インキンタムシ)、体部(ゼニタムシ)にもできます。白癬は通気性が悪くジクジクした所を好んで繁殖し、タオルや足ふきマット、スリッパからも簡単に感染します。

症状は、かゆみがある・乾燥して皮がむける・水疱や膿疱ができるなど様々で、いわゆる湿疹の特徴とも非常によく似ています。まずは顕微鏡検査で白癬かどうかを診断し、治療を開始します。

治療にはよく効く薬剤がたくさん出ていますので、多くは塗り薬のみで充分に治ります。

とびひ(伝染性膿痂疹)

◆伝染性膿痂疹とは

初夏~夏にかけて小児に多い皮膚疾患です。患部にかゆみを伴う大小の水疱・ただれ・かさぶたが出来ます。主としてブドウ球菌の感染が原因で、接触により人へ感染します。幼稚園・小学校では登校禁止の場合もあります。

治療は抗生剤の内服を中心に、患部にはぬりぐすりを使用します。感染を防ぐため、水疱をかきこわさないようにして、ご家族やお友達とのタオルの使い回しを避けましょう。お風呂はシャワー程度とします。

あせも(汗疹)

◆汗疹とは

夏の暑い時期などに、汗をかきやすいところにできる皮膚疾患です。新生児・乳幼児に多く、かゆみのため泣くことで保護者の方が気づくケースもあります。発散しきれなかった汗が皮膚の中にたまり、周囲の皮膚組織にしみだすため、その刺激によって炎症が起こり、かゆみが生じると考えられています。

あせもの治療では、かゆみや炎症の強さに合わせて弱めのステロイド軟膏を使います。また、かゆみ止めを短期間内服することもあります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは

「増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり患者さんの多くはアトピー素因を持つ」と定義されます。つまり、「かゆい皮膚炎が繰り返し出てくる皮膚病で、体質が関係する病気」です。80〜90%の方は乳児の頃、特に生後2〜6ヶ月の間に皮膚炎が出始め、成長するにつれ自然に治っていきますが、ここ数年なかなか治りきらない患者さんが増えています。

アトピー性皮膚炎は増加している

アトピー性皮膚炎は以下の3項目を組み合わせて治療していきます。

1.薬物療法
■ステロイド外用薬
アトピー性皮膚炎治療の基本はステロイド外用薬を使うことです。皮膚の炎症を抑えるにはステロイド治療薬に勝るものはありません。皮膚炎の部位や炎症の強さに応じ、ステロイドの種類や塗布回数を調節します。
◎お薬の塗り方や副作用・注意点については、診察や処置の際に詳しくご説明しています。気になる点はお気軽にご相談下さい。
■内服薬
かゆみに合わせて、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などを使います。
■プロトピック軟膏
プロトピックは中等度のステロイドと同等の効果があり、長期使用でもステロイドのような副作用が起こらないのが特徴です。特に、顔と首の皮膚炎に適しています。

参考)ステロイドはこわい?-副作用について-
1980年代に副作用の少ないステロイド外用薬が多数開発され、アトピー性皮膚炎治療に広く使われてきました。ところが、「副作用が少ないステロイド外用薬」も漫然と長期に使われ続けた結果、皮膚萎縮や赤い顔など、ステロイドの副作用が多くの患者さんで出てしまいました。このような歴史から、「ステロイドはこわい」という考えが全国的に広まったのです。しかし、ステロイド外用薬は決して「こわい薬」ではありません。正しい使い方をすれば副作用はほとんど起こりません。自己流ではなく専門医の指導のもと、正しく使用しましょう。

2.スキンケア
■皮膚を清潔に
皮膚の汚れはアトピー性皮膚炎の悪化原因です。毎日入浴し、「石けんを普通に使用して皮膚炎部位も含めて全身をよく洗う」ことがスキンケアの基本です。
■乾燥には保湿剤
乾燥した皮膚では皮膚バリア機能が低下し、外界のいろいろな刺激物の影響で皮膚炎が悪化してしまいます。症状が落ち着いてる時でも、皮膚が乾燥しないよう保湿剤はきちんと継続しましょう。

3.悪化因子の検索と対策
皮膚からの悪化因子として、皮膚の汚れ・薬のかぶれ・衣類の残留洗濯洗剤など、口からの悪化因子としては食物、内服薬などがあげられます。その他、ストレス・生活リズムの乱れなども悪化因子となります。また、血液検査でのアレルギーチェックも参考になります。

まずはご相談下さい

ステロイドはこわいという考えから、ステロイドを使わない治療や営利を目的とした民間療法などで漫然と治療を続け、皮膚炎がますます悪化してしまった患者さんが多くいらっしゃいます。また、アトピー性皮膚炎には魚麟癬やとびひ・かぶれ・アトピー性白内障や網膜剥離など、様々な合併症もあります。
正しい薬の使い方で早期に皮膚炎を抑えることが大切です。まずは当院にご相談下さい。

頭皮のフケ・かゆみでお悩みの方へ

フケが目立つ、頭皮のかゆみがとれない…そんな症状に悩まされていませんか?

なかなか治らない場合、もしかしたらそれは脂漏性皮膚炎という病気かもしれません。

脂漏性皮膚炎は、過剰な皮脂がカビ(真菌)によって炎症を引き起こす病気で、かゆみを伴ったり、皮膚が赤くなったり、フケも多くなり見た目にも目立ちます。中には炎症の為に毛が抜けてくることもあります。

適切な治療をしないと再発を繰り返して、治るまでに時間がかかることもありますので、自己診断をしないで、皮膚科の受診をおすすめします。

低温やけどに注意!!

夏も終わり、肌寒くなってきた今日この頃・・・ これからの季節、暖房グッズが活躍する事と思いますがその際に気を付けていただきたいのが低温やけどです。

低温やけどとは?

湯たんぽやカイロなど、通常やけどを起こさない体温よりやや温度が高いもの(44~50℃)に長時間接触する事で起こります。 低温やけどは “皮膚の異常がみられない“、”痛みがない” などと、通常のやけどと違って気づかないうちに深部まで熱が伝わって受傷します。 そのため、重症化する事が多くあります

低温やけどを起こさないよう暖房グッズを正しく使用する事が大切です。

 

☆使い捨てカイロ

肌に直接触れないよう衣類の上から使用しましょう。

☆湯たんぽ

タオルやカバーで覆って使用します。しかし覆っていてもやけどをする可能性があるため、寝る数時間前に布団の中に入れて暖め、寝るときは取り出すようにしましょう。

☆電気毛布、ホットカーペット、こたつ

就寝時には使用しないようにしましょう。

タイマーを活用し、使用したまま眠らないようにしましょう。

 

 

もし低温やけどを起こしてしまったら?

流水で冷やしてください。 水ぶくれができてしまった場合は、破れないようにして受診しましょう。

やけどを早期に治し、できるだけ跡を残さないようにするためにも適切な処置が必要です。受傷後は早めの受診をお願いします。

 

 

冬も紫外線対策を。

冬は紫外線の量が少なくなる季節ではありますが、夏に比べその対策意識が下がってしまったり、乾燥による皮膚バリア機能低下などで、夏よりも紫外線の影響を受けやすくなっていることがあります。また、曇りや雨の日でも80%の紫外線は地上に到達します。

紫外線は、シミやしわ・たるみの原因となるだけでなく、皮膚がんや感染症にかかりやすくする危険性もあります。UVケアは女性が行うものと考えられがちですが実際は老若男女の区別なく、より早い段階からUVケアを行うことが先々の美容と健康に大きく関わってきます

当院では、2013年1月からの新基準に基づきPA++++を取得したUVクリーム(SPF50)をご用意しております。化粧下地としてお使い頂ける上、白浮きしにくく通常のせっけんで落とすこともできるため、日焼け止めが初めてのお子さま男性にもおすすめです。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

紫外線(UV)の種類

紫外線は波長の長さにより、UV-A,UV-B,UV-Cに分けられます。このうちUV-AUV-Bの一部がオゾン層を通過し地表に届きます。

UV-Aは、波長が長くその35〜50%が真皮まで到達し、慢性的に浴び続けるとコラーゲンや弾力繊維が破壊されシワやたるみなど、肌の老化を引き起こす原因となります。

UV-Bは主に表皮で作用して、肌が赤くなる炎症(サンバーン)や、その後生じるサンタン(色素沈着)を起こしシミや皮膚がんなどの原因となります。

 

SPF・PAとは?

SPF(Sun Protection Factor)
サンバーンや皮膚がんの原因となるUV-Bを、何も塗らなかった場合よりどれほどの時間長く防ぐ効果があるかを示す値です。個人差はありますが、サンバーンを起こすまでの時間は20〜30分と言われています。SPF50の日焼け止めなら、通常20分で起こるサンバーンが、SPF50×20分=1000分で、およそ半日以上防御されるという目安になります。

PA(Protection grade of UV-A)
皮膚のくすみや黒ずみの原因となるUV-Aを防ぐ効果がどれほどあるかを示す日本独自の値で、+の数が多い方が効果が高いことを表しています。2013年1月から、最も効果の高い値が3から4へ1段階上がりました。

 

 


皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。
「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮フ科クリニック。ご予約・お問い合わせは03-3938-1166まで。
診療時間
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09:30~12:30 診療 診療 診療 診療 診療   診療
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※受付は診療開始時刻の15分前より開始いたします。
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※祝日休診